医療・美容コラム

美容皮膚

シミ治療の季節となりました

夏が過ぎ、紫外線も徐々に弱まってきている今時期は、シミ治療に適した期間でもあります。

「シミ」と一口に言っても、日光黒子(いわゆるシミ)や雀卵斑(そばかす)、肝斑などの種類があり、どんな治療が適しているかはシミの種類や状態、肌質などで異なってきます。

今回は当院で行っている主なシミ治療についてご紹介していきます。

 

Qスイッチルビーレーザー

シミのもとである「メラニン」を破壊することでシミがはがれていくタイプの治療です。ピンポイントで「ここを取りたい!」と指させるようなシミにおすすめです。

照射後は2週間ほどテープと軟膏で保護していただく必要がありますが、その間シミがかさぶたになり、はがれて治療終了となります。

(※シミの種類や厚さによっては1回では取り切れないことがあります。)

(※かさぶたがはがれた後、一時的に茶色い色素(色素沈着)が出てくることがあります。)

 

ライムライト

フォトフェイシャル(IPL)の一種で、回数をかけて少しずつ薄くしていく治療です。そばかすやシミが多数ある場合におすすめです。

濃いシミは黒浮きといってかさぶたのように変化することがありますが、1週間以内に自然に取れることが多く、テープを貼りっぱなしにする必要もありません。

シミやくすみ以外にも、顔の赤みや肌質の改善などにも効果が期待できます。

 

セラピューティック

ゼオスキンやガウディスキンといったドクターズコスメと、トレチノインを使った肌再生プログラムです。皮膚のターンオーバーを促すことで肌質を改善することが期待できるので、

くすみを伴う多数のシミや肝斑の方の治療選択肢として勧めることがあります(※状態によっては勧めない場合もあります)。

3~4か月の治療期間が必要になるのと、人によっては強い皮剥けや赤みといった反応を起こすことがあります。

 

これらの他にも、ピーリングやエレクトロポレーションといった施術を組み合わたり、症状によっては違う施術・治療をご案内することもあります(シミだと思っていたらイボだった!など)。

まずは一度、ご相談に来てみてくださいね。