【2025/01/30投稿】
雪遊びやスキー・スケートなどのウインタースポーツが盛んな時期ですが、気を付けたいのが「凍瘡(しもやけ)」です。
寒冷にさらされることで、手足の指先や耳、ほほなどに、痛みやかゆみを伴う赤み、または赤紫色の腫れが生じます。
お子さんによく見られますが、成人でも糖尿病や血流障害がある方に発症しやすく、また遺伝的な素因が関わっているとも言われています。
足の場合は、汗や雪などで湿った靴下が靴の中で冷えて、それが足指の皮膚に触れ続けることでしもやけの発症・悪化につながります。
また、手袋や耳当てといった防寒具を付けないままでいると、寒気に皮膚が直接さらされることでしもやけを引き起こしてしまいます。
しもやけにならないよう、あらかじめ対策・予防をしておくことが重要です。
〇外出・雪遊び時の防寒対策
・帽子や耳あて、手袋、マフラー、マスクなどの防寒具を使う
・靴下が濡れてしまった時の替えを用意しておく
・靴は防水・防雪のものを選ぶ(スノーシューズ・スノトレなど)
・雪よけの長靴カバーを使う
〇おうちでのケア
・濡れた部分は水分をふき取る
・靴や手袋などが濡れている場合は乾燥させる
・温めるときは低めの温度からゆっくりと
・入浴時にマッサージをする
痛みやかゆみ、腫れが強い場合には、無理せず皮膚科を受診してくださいね。